フローティングクランプ クランプとロックが同時 M16

EH 23320.

このフローティング・クランプはワークを治具に3点で固定した後に、特にビビり振動が起きやすい個所をクランプし保持するためのものです。

このフローティング・クランプの特長は:

  • 大型ワークの重切削にも適します
  • 加工中の振動を抑制する。
  • ワークのリブや舌状の部分などをクランプ強化
  • ワークを変形させずにクランプできる。

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詳細情報

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6597 g
製品番号:
23320.0016
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資料
フローティングクランプ
  • 重量: 6597 g
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フローティングクランプ

材質

ハウジング

  • アルミニウム、赤色酸化皮膜処理

本体

  • 浸炭焼入れ鋼、窒化処理、マンガン・リン酸塩処理、研磨

クランプ爪

  • 浸炭焼入れ鋼、窒化処理、マンガン・リン酸塩処理

組立

  1. 本体底部のM16を使って治具に固定します(レンチは55㎜)。
  2. ストッパー(赤色のカバー)の縦方向と回転方向の位置を調整し、3個のセット・ビスで固定する(六角レンチは二面幅3㎜)。ワークの寸法公差を考慮して、余裕をもってセッティングしてください。

取り扱い

クランプの手順:

  1. フローティングクランプの口金部分全体を押し下げる。
  2. 口金部分を回してワークを挟む位置に持ってくる。手を離すと下側の口金が弱いバネ力でワークに接触する。
  3. 六角ナット(二面幅24㎜)を締める(最小トルク50Nm、最大トルク115Nm)。この際にワークはクランプされ、同時に口金部分全体が上下方向に固定される。
  4. クランプの解除はこの逆の手順
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データシート EH 23320. フローティングクランプ – クランプとロックが同時 M16
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フローティングクランプ
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Flyer Floating Clamps
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FAQ - 多用途クランプ・システム MS 125
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アクセサリー

特殊なクランプが必要な状況では、標準の口金に替えて特殊な形状のものを使うこともできます(23320.0062/.0064/.0066)。

その他の製品

RoHS準拠

鉛を含有- 6a/ 6b/ 6cの除外規定に適合

 

0.1%以上の高懸念物質(SVHC)を使用しています

鉛を含有します-2024年1月23日SVHC [REACH]リスト対象

 

プロポジション65リストの物質を使用しています


鉛に晒されることは、発がん性や生殖障害を引き起こす原因になります。
https://www.P65Warnings.ca.gov/

 

紛争物質は使用していません

本製品は、コンゴ民主共和国や隣国地域から産出されるチタン、錫、金、タングステンなどのいかなる「紛争鉱物」に由来する物質を使っていません.

 

フローティングクランプは、どのような目的で使いますか?

フローティングクランプは、加工中のワークが振動することにより、表面にびびり跡が付くことを防止します。フローティングクランプは、追加のクランプ機器として、3点クランプの他にサポートが必要な場合に使えます。 これにより、クランプ箇所が過剰になることはありません。 

フローティングクランプを製造工程で使うメリットは何ですか?

フローティングクランプは、一次加工においてワークの曲がり、振動を抑制するために、追加のクランプとして使うことが可能です。これにより、ワーク表面の仕上がり、工具寿命を画期的に改善します。確実な加工品質をこのようにして保証します。 

赤色と青色のフローティングクランプの違いは、何でしょうか?

赤色のフローティングクランプは、ワークのクランプと位置固定を同時に行います。青色のフローティングクランプは、クランプと位置決めを別々に行います。後者は、主に薄く、不安定なワーク用に使います。

フローティングクランプは、台座エレメントや、ワークサポートに対して、どのような特長がありますか?

ワークをサポートすること以外に、フローティングクランプは、上下の口金でワークを掴むことが出来ます。

フローティングクランプは、組立治具を使ったクランプに対して、何のメリットがありますか?

フローティングクランプは、ばね力を使ってワークに、常時同じ力でコンタクトします。これにより、ワークの曲がりを無くすだけでなく、ダイヤルゲージを使い、面倒で時間のかかる治具セッティングが不要となります。さらに、コンパクトで使い勝手の良いことを特筆できます。 そして、マシンテーブルに固定することで、最大限の安定性も担保しています。 

フローティングクランプは、繰り返し位置精度を確保出来ますか?

フローティングクランプには、首振りの角度と高さを規制できるスリーブガイドが付いていますので、決められたクランプ位置に戻すことが可能です。

フローティングクランプを使う際に、考慮する必要があることは何ですか?

ワークをクランプする際に、最大許容トルクに気を付けて使う必要があります。この仕様値は、スリーブに印刷されていますが、カタログでも確認することが出来ます。また、大量のクーラントを フローティングクランプに使う場合には、本体内部に腐食が起きないように気を付ける必要があります。

下側の口金が、ワークにコンタクトする力は、どれくらいですか?

フローティングクランプ(23320.0008/ 23320.0010)のコンタクト力は、約18~42Nです。他の型式(3320.0012/ 23320.0014)の場合は、約19~27N、23320.0016は、約73~99 Nとなります。

ユーザーが口金を製作する場合、どれくらいの長さまで取付可能ですか?

フローティングクランプは、標準品以外の口金を取付けることは可能です。しかし、その長さは物理的な制約により限定されますが、何よりも、その材質の機会強度に左右されます。オーバーハングが73 mmの口金は実現可能ですが、ユーザー製作の場合は正常に機能するか保証出来ません。 青色のフローティングクランプには、長い口金をカスタム製作して繊細な曲がりやすいワークに使うことを推奨します。 この場合、上下口金の取付ボルトは、それぞれ 10 mm、9 mmの深さまでねじ込むことが大切なポイントです。 カタログ記載の口金に関する組立などの指示情報を守るようにお願いします。

フローティングクランプでは、どのようなメンテナンス、修理が必要ですか?

フローティングクランプは、メンテナンスフリーですので特別に清掃等は不要です。しかしながら、外観の目視チェック、機能テストを定期的に行うことを推奨します。

損傷したフローティングクランプにできる事は何ですか?

大抵の場合、修理することは可能です。修理のご依頼は、弊社までお問合せ下さい。

フローティングクランプを、ハルダー社のT溝システムV70に使うことは制限されていますか?

フローティングクランプは、全ての治具システムに使うことが可能です。2種類のフローティングクランプM12か M16から選択して下さい。フランジ付のフローティングクランプでは、取付方法を増やしています。 この方法については、各フローティングクランプのカタログを参照して下さい。